「ポケモン後」の市場の変化
『ポケットモンスター』発売以降、ゲームボーイ市場、引いてはコンシューマーゲーム市場そのものは大きく変化した。
後続のゲームソフトはこぞって「収集、育成、対戦、交換」の要素を盛り込み、また2バージョン同時リリースの手法を採る作品も現れるなど、二匹目のドジョウを狙った。任天堂自身もその手のゲームの開発に力を注いだ他、「ポケモン頼み」のラインナップに切り替えるなどの露骨な路線を歩んだ時期もあった。
しかしそれらは必ずしも成功したとは言えない。前者については、各社において販売本数に如実な差が付き、結局はゲームソフトの商品力が販売力を決めることを再認識させる結果となった(成功と言われているのはエニックスから後ほど発売された『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド』やイマジニアの『メダロット』位であろう)。また後者については、任天堂にとって、顧客ユーザーの低年齢層への望まざる偏在化などを引き起こす一因となった。
またポケモン市場自体も、純粋なゲーム性での訴求のみならず、別バージョンや新作(ひいては新しいポケモン達)を求めるユーザーへ向けた、さながらコレクションアイテムとしての性格も強くなっている。ただしこの傾向は、「作中に登場するポケモン達をこそ大事に」という送り手とプレイヤー達双方の思いが合致している限りは、最初のコンセプトから必ずしも軸のずれたものとは言えない。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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